一般社団法人大町青年会議所

JCI
Junior Chamber International Omachi

理事長所信

2018年度 一般社団法人大町青年会議所
理事長 内山 彰博

一般社団法人大町青年会議所 理事長

はじめに

1983年、熱き志を持った諸先輩方のご尽力により、全国で714番目の青年会議所がここ大北地域に産声を上げました。以来、「奉仕・修練・友情」の三信条のもと、明るい豊かな社会の実現に向けて、諸先輩方が築かれた大町青年会議所の35年間の歴史は偉大であり、我々が青年会議所運動を展開する上での基盤となっています。

昨年度、我々はこの重みある35年間の歩みを学び直し、次の40周年に向けて「大町JC未来ビジョン」を策定いたしました。この宣言の中で、大町青年会議所は「真に自立した個人へと成長できる場所になること」、「大北地域間の連携の重要性を伝播する存在になること」を今後の目標に掲げました。この目標を掲げた背景には、「未来を担う市民の『個』の質を高めること」、「共通課題に近隣市町村が一体となって取り組む姿勢を持つこと」が、少子高齢化、人口減少によって衰退が懸念される大北地域を維持、発展させていくために必要であるという想いがありました。またこの目標を達成することは、大町青年会議所が大町青年会議所らしさを確立することであり、大北地域にとって唯一無二の存在として認識され、その存在価値を高めること、つまりは大町青年会議所の発展にも大きく寄与するものと考えております。

本年度はこの目標に対して、各会員がしっかりと向き合い、大北地域と大町青年会議所、それぞれの未来を切り開く先駆者になる覚悟を持ち、運動を展開してまいります。

「どうすればできるか」を考える力の醸成

人口減少、少子高齢化により、大北地域の一部は消滅可能性都市とまで囁かれる状況に来ています。この状況を打破し、大北地域が永久に栄えていくためには、まちの未来を考え、行動を起こせる人材の比率を高めていくしかいないと考えています。

では、こうした人材の育成にはどのような修練が必要となるのでしょうか。個の質を高めると一言で表現しても、高める対象要素は様々考えられ、全てを一遍に行うことは困難です。そこで今回私がテーマとして掲げたのが、「どうすればできるか」を考える力の醸成です。正解のない課題に対し、最後まで考え抜き、新しい答えを生み出す力の醸成とも言えます。まちの未来を考え、行動を起こせる人には、必ず備わっている力ではないでしょうか。

この力を身につけるには、志・意欲・価値観といった「精神の醸成」、対人基礎力(親和力/協同力/統率力)、対自己基礎力(感情抑制力/行動持続力)、対課題基礎力(課題発見力/計画立案力/実践力)、処理力、思考力といった「基礎能力の習得」が必要です。青年会議所歴も社会人歴も比較的浅い現在の会員にとって、特にこの基礎能力の向上が課題だと感じるため、本年は、基礎能力の修練を重点的に行い、「どうすればできるか」を考える力を身に付けていければと考えております。

各会員が「どうすればできるか」を考える力を身に付け、その上でまちの未来を本気で考えていけば、必ずこの大北地域の未来は開けると信じています。

大北地域の様々な連携を促す運動の展開

近年、大町青年会議所では、大北地域間の様々な連携から、新たな可能性を探求する取り組みを行ってまいりました。市町村の枠にとらわれず、広域的に行政、そして人が繋がることで、各市町村が共通して抱える問題点の解決の糸口を見出そうという挑戦です。

行政、民間でもこの取り組みは年々増えてきていますが、大北地域の5市町村から会員を受け入れ、大北地域全体で運動を展開している我々だからこそ、先進性と柔軟性のある取り組みが出来るはずです。各市町村でまちづくりに取り組む団体(人)同士を連携させたり、様々なテーマ(例:観光、スポーツ、文化等)で地域間を連携させてみたりと、創造できることは沢山あります。新たな価値の創造を強く意識し、自由な発想で本テーマに取り組んでまいります。

また、ただ地域間を連携させるだけでなく、大北地域にお住まいの方々に、地域間連携の意義、共通課題に近隣市町村が一体となって取り組む姿勢の重要性を伝播してまいります。

積極的な情報発信と会員拡大

近年、大町青年会議所は会員数の減少が大きな課題となっております。今後、永続的に組織を運営しながら、地域の発展に寄与する運動をより強力に展開していくためにも、未来を担う人材の増強と組織の活性化を図る必要があります。

まずは、各会員が自己研鑽し、地域を牽引する魅力的なリーダーへと成長することはもとより、全会員が一体となって、一人でも多くの方へ青年会議所運動の意義と魅力を積極的に発信していく必要があります。

そこで本年は、様々な場面で会員と大北地域にお住まいの方々が交流する機会を増やし、大町青年会議所の存在と魅力をより広く発信できるよう工夫してまいります。また、現在運営しているホームページやフェイスブック、そして会員誌である「北アルプスのとも」を活用し、大町青年会議所の運動を、より積極的に、タイムリーに発信していくよう努めてまいります。

終わりに

今、我々が青年会議所運動を展開できるのも、これまで長きにわたり先輩諸兄が繋いでこられた創始の精神や、行政・関係諸団体・地域住民の方々と大町青年会議所との絆があってこそだと感じています。しかしながら、刻々と移り変わる時代の中で、恵まれた現状に甘んじるのではなく、新たな時代を切り開く情熱と気概を持ち、我々にしかできない挑戦を続けていくことが必要であると考えます。

大町青年会議所しか打ち出せない「他にはないアンサー」とは何かを皆で模索し、未来に向かって歩みを進めてまいりましょう。

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